文から挿絵だったり絵から物語だったりの小さな物語集。
企画ものではなくツイッターなどで、気まぐれに絵をほいと置いて物語つけてもらったり、
気まぐれに文をぽいと頂いて挿絵つけたり、ルールはないけど、基本は即興。
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絵から文です。
しいのさん(HP ツイッター)から物語。
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ロビンさんは今年で五十八歳になる。
けれど、ロビンさんは自分の年にどうも納得がいかなかった。
ロビンさんは喜怒哀楽がはっきりとした素直な性格だ。
嬉しいときは泣いて喜び、怒ったときは全身で叫んだ。
周囲からは少年のような心の持ち主だと言われたが、
ロビンさんの息子はその性格を嫌っていた。
大人になれ」が口癖だった。
ある日、ロビンさんの息子が亡くなった。
事故だった。
その日を境に、ロビンさんは寡黙な人になってしまった。
息子さんが亡くなってから数年後、
静かになったロビンさんに知人が尋ねたそうだ。
「息子さんが亡くなって、大人になったんですか」
ロビンさんは微笑みを浮かべながら、こう答えた。
「いいや、どう感情を表現していいのか戸惑っているだけだ。
親に置いて行かれた子どものようにね」
どうやらロビンさんは、今も大人になりきれないらしい。
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たぶんだれよりも本当は大人なんじゃないかな~ロビンさん
とか、思いました。
しいのさん(HP ツイッター)から物語。
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ロビンさんは今年で五十八歳になる。
けれど、ロビンさんは自分の年にどうも納得がいかなかった。
ロビンさんは喜怒哀楽がはっきりとした素直な性格だ。
嬉しいときは泣いて喜び、怒ったときは全身で叫んだ。
周囲からは少年のような心の持ち主だと言われたが、
ロビンさんの息子はその性格を嫌っていた。
大人になれ」が口癖だった。
ある日、ロビンさんの息子が亡くなった。
事故だった。
その日を境に、ロビンさんは寡黙な人になってしまった。
息子さんが亡くなってから数年後、
静かになったロビンさんに知人が尋ねたそうだ。
「息子さんが亡くなって、大人になったんですか」
ロビンさんは微笑みを浮かべながら、こう答えた。
「いいや、どう感情を表現していいのか戸惑っているだけだ。
親に置いて行かれた子どものようにね」
どうやらロビンさんは、今も大人になりきれないらしい。
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たぶんだれよりも本当は大人なんじゃないかな~ロビンさん
とか、思いました。
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絵から文です。
せんさん( HP ツイッター )から物語。
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おばあちゃんはまだ来ない。
わしゃさっきからずうっと待っとるのに、おばあちゃんはまだ来ない。
そろそろ、日が暮れてしまうよ。
ビール飲み過ぎたの、まだ怒ってるのかしら。
今日、庭木の手入れするって言ったのにしなかったの、怒ってるのかしら。
わがままなわしを許しとくれ。
ありゃぜーんぶ、そんなつもりじゃあなかった。
ちょいと忘れっちゃっただけさ。
あーあ、おばあちゃん早くこないかなあ。
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ほんのちょこっとだけどーしょもないじーさんが、すごく、すごーく愛しい。
ばーちゃんもそこが好きなんじゃっと思いました。
せんさん( HP ツイッター )から物語。
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おばあちゃんはまだ来ない。
わしゃさっきからずうっと待っとるのに、おばあちゃんはまだ来ない。
そろそろ、日が暮れてしまうよ。
ビール飲み過ぎたの、まだ怒ってるのかしら。
今日、庭木の手入れするって言ったのにしなかったの、怒ってるのかしら。
わがままなわしを許しとくれ。
ありゃぜーんぶ、そんなつもりじゃあなかった。
ちょいと忘れっちゃっただけさ。
あーあ、おばあちゃん早くこないかなあ。
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ほんのちょこっとだけどーしょもないじーさんが、すごく、すごーく愛しい。
ばーちゃんもそこが好きなんじゃっと思いました。
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